専業主婦の夫のモラハラ記事について思ったこと
専業主婦の夫のモラハラ記事について思ったことがあったのでメモしておきます。
これって会社でも普通にあることだと思いました。たとえば「社長・経営陣vs一般社員」とか。
- 社長・経営陣『お前ら、誰に給料もらっているかわかっていないだろ?』
- 一般社員『社長はむちゃくちゃだ。現場を知らなさすぎる』
相手の立場を想像できていないから、そういうセリフを言っているというのは一理ありますよね。
でもそれだけではないんじゃないかと思いました。端的にいえば、別のところでうまくいっていない現状があるからだと思います。
たとえば経営が上手くいっていれば、社長・経営陣は社員につらく当たらなくても済む。日々の仕事がうまく行っていれば、一般社員はそこまで追い詰められなくて済む。
専業主婦に当たり散らす夫も同じで、仕事がうまくいっていれば「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ」なんて言わずに済む可能性が高くなると思います。
だから、夫が急にそんなことを言い出したら、その言葉を真に受けるよりも「仕事がうまくいっていないのかな?」と想像するのもいいんじゃないかと。
あとこういう議論でよく出てくる「結婚したときは~だったのに」という理屈は、少し的外れだと思います。なぜならば、そんな過去のことを持ちだされても、現状はもう変わってしまっているからです。
過去を振り返って、過去と同じように戻そうとしても、それまでに積み重ねてきた経験を無かったことにするわけにはいきません。大切なことは「現状を受け止めて、将来のためにいま何をするか」ということだと思います。