【アスペルガー娘の育児記録】ちっぽけだけど、とても感動したこと

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4月は保育園登園を嫌がっていたアスペ娘(3歳9ヶ月)ですが、この6月からは保育園でお昼ご飯も食べられるようになりました。かなりの進歩!しかも家ではほとんど食べないお野菜も一口くらいは食べているとのこと。

願わくば無理のない範囲で、少しずつ食の豊かさを楽しめるようになったらいいなと。保育園の先生方のご協力・ご配慮も大変ありがたいことです。

 

あと感動したこと。まさに今朝のことですが、保育園登園前のウォーミングアップとして、じゃれつき遊びをしていたときに、アンパンマンたいそう・勇気100%の歌に合わせて、娘が本当に気持ち良さそうに踊ったこと。

娘が音楽と一体化して踊っているだけでなく、見ている自分も場に溶け込んで手を叩いていて、本当に夢のような時間を過ごしました。

 

私自身、これまで何気ない風景のヒトコマを眺めていて、場と一体化する経験はありましたが、対人との関係で場に溶け込むのは、あんまり記憶にありません。とても気持ちのいい時間でした。

多分、娘も同じように感じたのではないかと思います。そして、こういうプラスの経験から「もっと上手に踊りたい」という自発性が生まれていくんだろうと思いました。

 

娘は鼓笛サークルに参加しているのですが、これまであまり興味を示さなかった踊りの練習にも、取り組む姿勢が少し変わっていくのかなと。

ただ、ここで注意しないといけないのは、親である自分が「見守り」に徹すること。コーチになってしまったらいけないと思っています。ただただ「ありがたいなぁ」と思いながら楽しませてもらおうと思います。

 

子どもを信じること

子どもを信じること

 

最近二年ぶりに読み返していますが、本当に何回読んでも、得るところが大きい育児本です。子どもが発達障害だと、ついつい親が手を出してしまいがち。しかし、子どもはちょっかいを出されれば出されるほど、自己有能感が損なわれてしまいます。

大切なことは娘の可能性を信じること。いま年相応のことができなくても親が焦らないこと。この本を読みかえして、これからも手を出し過ぎないように気をつけていこうと思います。