中村シュフさんの記事がわかりすぎる件について
男親の育児にまつわるハードルが上手に表現されていて、思わず「そうだ!そうだ!」と声をあげてしまいました。適当に引用してコメントしていきます。
パートナーが邪魔をする!?
帰ったら冷蔵庫に信じられない食材が余っていたり、信じられない洗濯物のたたみ方をされたりするより、「手伝わないことが手伝い」というのを、彼女も理解してくれています。
そうなんですよね~。このことを最近は「家事ハラ」って言うらしいですが、この問題がこじれるのは、パートナーもお手伝いを良かれと思ってやっているからなんですよね。
でも、家での生活を回していく責任者(主婦・主夫)からしたら、いい迷惑なんです。というのも、端的にいえば、子どもがいる生活はたいてい余裕がないからなんですよね。
ルーティンをきっちりこなしたうえで、ようやく余裕がすこ~し生まれるわけです。まあ、常にテンパってるわけですよ。ルーティンを邪魔されたら途端に詰んでくる。だから「邪魔をするな!」って話です。
やり方が正しいかどうかは、さしあたっての問題じゃないんです。責任者のほうは生活を必死こいて回しているんだから、パートナーはそのサポートをするべきなんです。自分の自己満のために動かないでくれってことですね。
男親の育児は孤独との戦い!
児童館や区の施設で声をかけてくれるママはゼロではないけど、きっと奥さんのピンチヒッターで来ていると思われているんでしょう。ガッツリ連絡を取り合っ て、一緒にカフェでご飯、みたいな関係にはなりませんね。僕はもっと聞きたい。同じ境遇の人たちなんで、いい小児科の情報とか、家事の愚痴とか、話し合い たい。僕の相談相手は実家の母と義理の母、先輩シュフの姉です。
そうそう!そのとおり!この相談相手がいないって孤独感は、日本の男親(育児に責任をもって当たっている人のこと)は結構感じているんじゃないかな。
すんごく、ママ友のような関係を作りにくいんですよね。女親ばっかりのところに一人ぽつん…。場がなんか微妙な雰囲気になることもよくあります。だから、あえて男性色を消すようなこともするんです。尾木ママみたいなしゃべり方とまではいかないけれど、言葉遣いを変えたりしてね。
「みなさんの夫婦仲に亀裂を走らせるようなことはするつもりは一切ないので、安心してください!本当ですよ!」と言いたいけれど、そんなことをいきなり言うのも変だし…。自意識過剰だって言われそうだし。でも、そんな微妙な気遣いもしているってことは知っておいて欲しいですね。
育児は泥臭いことの繰り返し
20:30 2時間抱っこしたところでベビーベッドに次女をおろす
さらっと書いてあるけど、特に男親の育児経験者には「わかるー(涙)」話だと思います。「おっぱい」という最終兵器がないと、子どもが泣き叫んでも抱っこし続けるしか手がないんですよね。こっちが泣きたい…。
そして、子どもが言葉を話すようになってきたら「ママー(どこー)」と胸元で言われて抵抗されたりするんです。あのときの無力感って言ったらありゃしない。「やっぱり男だとダメなんかなー」とか、「寂しい思いをさせて、すまぬ」とか。でも、やるしかないんだよー。
あと、こういう一日のタイムスケジュールが書ける人のことを、育児の責任者といってもいいんだろうと思います。別に責任者は一人である必要はないんですよね。むしろ複数人のほうが圧倒的にラクなのは間違いないんです。だから、そういうところからパートナーやサポートしてくれる人たちと情報共有していくのがいいんだろうなぁ、と思いますね。まあ、これが難しいから一人責任者になるんですけど…。